たなか
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2023インスタ広告について

こんにちは、いつの間にか今年もすっかり暮れとなりましたね。

2023年に弊社で担当させて頂いたインスタ広告代行のお仕事で報告を受けている限りですが、広告からの流入で売れた商品や、成約された契約で上がった売上の合計金額が1億円を超えました。勿論まだまだ課題はありますが、とりあえずは嬉ししい報告を多く頂いた一年となりました。

簡単にではありますが、この一年間で思ったことや、今有効だと思う方法を備忘録的にまとめましたので、お暇な際にご覧ください。

リール投稿至上

極端に言うとインスタグラムはTikTokになったと考えて下さい。
 

従来のハッシュタグで写真を投稿するアプリではなく、ショート動画を投稿してユーザーの関心や評価に応じて拡散されるSNSになりました。


通常の画像投稿よりもリールでの投稿の方が効果が高い状態ですので、画像投稿を控えてリール投稿を中心に変更していく必要があります。

リール動画の編集

リール動画はPCの動画編集ソフトで作成したものをそのまま投稿するより、インスタグラムの投稿画面で編集した方が優遇されることが多い気がしています。

おそらくインスタグラムから見ると編集済みの動画は「ただの1つの動画」と認識され、投稿画面で複数素材から投稿された動画は「編集されたリール動画」と判断されるからだと考えられます。さらにインスタグラムから提供されている人気のテンプレートを使ってリールを作成する優遇されることが多いです。

簡易的にリール動画を作成する

それでもリール動画を投稿画面から作成するのには時間も慣れも必要となります。そこで活用すべきなのは「ハイライトからリールを作成する」という機能です。

まずはリール動画に使用したい画像や素材をハイライトにどんどん投稿します。せっかくなのでサイトへのリンクも設置。

 

その後、投稿したストーリーズをハイライトにまとめて、ハイライトからリール動画を作成するボタンを押すと、おススメの音楽に合わせたリール動画を自動で生成してくれます。あとは一覧表示した際に印象的になるように文字で見出しや情報を表示させます。

 

注意:商業利用できない音楽やGifを使うと広告化できなくなります。

アカウント持ち点とおススメ表示

かなりザックリですが、いいね1点コメント3点保存5点の得点で加算されて100~200点以上で投稿がおススメに表示されると考えてください。
 

一度おススメに表示されると加点は加速し、過去の投稿に連続でいいね!がおされたりフォローされたりが続きます。そうなるとインスタグラムからユーザーの関心が高いアカウントとして優遇され、おススメアカウントとして表示されるようになります。

 

広告短期ブースト

とはいえ企業アカウントで前述したような加点を促すのは難しいです。なので広告費用を使って近い状態を誘発する事をお勧めします。

 

まずは前述したリール動画を作成して広告にします。ターゲットは自動でも構いませんが、遷移先をプロフィールにして広告費を2万円~3万円程に設定し期間を一日とします。これを15時頃に行い、広告が承認されるのに1時間、ターゲットユーザーのタイムラインにセットされるのに1時間とし、17時から19時というユーザーがSNSを閲覧しやすい時間帯に表示されるように準備します。これによりユーザーに表示される回数が多くなり、うまくいけば加点が続く投稿として優遇される状態となります。

 

21時以降は失速し始めるので、そのタイミングで広告を停止すると2000~3000円で「いいね」とフォローを獲得することが出来ます。

 

プロフィールページのデザイン

広告ブーストの際にプロフィールページがしっかり作成されている状態であれば、ユーザーが過去投稿を一気にいいね!した後にフォローしてくれるという延焼が発生します。アカウント名と画像・説明文とハイライトに一貫性があり、関心のある内容以外の余計なものを見せられる心配が無いアカウントであると認識されるようにしておけばフォローされやすいです。

 

毎月の広告投稿と目安

短時間での広告が有効な状況になってきましたが、毎日のように投稿・広告を行うのはリソースがかなり必要になるので、今まで通り一定の広告費用を一つの投稿に対して行う事も継続していくべきかと思います。ただ広告が有効か否かの判断に時間をかけると費用を有効に活用する事ができないので「目安」を定める事を推奨します。

 

アクティビティ×100リーチ÷リーチ数=目標達成度の%が算出されます。アカウントや内容によって何%が高いか低いかを事前に基準として定めて判断します。
 

現状で広告開始2日目以降は、この%は大きくは変化しませんので、2日ほど経過して目標%に達している広告は継続、達していない広告は中断して別の投稿に変更するようにしています。

広告ターゲット自動を有効に使用するために

アカウント運用を続けていると、実態のないアカウントからのフォローもありますが、定期的にフォロワーを削除することをお勧めします。インスタグラムで最も有効な広告ターゲット自動(自分のフォロワーに近いユーザーに広告を表示させる機能)の制度が下がるからです。

 

同様の理由から、ロボットを用いてのフォローバック狙いの自動フォローや、かつて実施していた海外ユーザーに向けたフォローアップ目的の広告なども、現在ではお勧めできない方法となりました。

 

前述したようにアカウント自体をノイズの少ない状態にし、関心の高いユーザーのフォローを地道に獲得していく事が有効なアカウント運用に不可欠です。フォロワーが少なくてもサイトへの遷移と問い合わせのが多く獲得できているアカウントも多数あります。

 

ほどよいアカウント運用

従来の「写真を週一回程度投稿して、広告を月一回ほど投稿」という運用では効果が薄い状態となりました。
 

効果的な運用をするとなると専任の投稿担当者が、一日に1時間ほどは投稿とバズらせるために調整作業が必要になります。加えて動画の撮影や素材作りが必要になるので、かなりリソースがさかれることになります。

 

目標としては週二回投稿・月二回の広告で問い合わせが月に10名以上程度確保できるような運用を目標にしていきたいと考えています。

おわりに

と、長々お付き合い頂き有難うございました。

インスタだけではなく広告という職業で最も難しいのは、お客様が販売する商品の単価の問題です。月に一件でも成約があれば広告費用を賄える売上が確保できる業種と、100件の受注があっても使った広告費用を補填できないお仕事で同じように僕らの人件費が必要になるという事に悩みながらの2023年でした。もっと学んで検証して、どんなお商売でもサポートできる会社になりたいなと強く思いました。

こんな感じで終わりますが、2024年もズッコケた私たちをよろしくお願いします!

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